長野県の「蓼科BASE」様に自立型券売機を導入させていただきました
導入概要
- 法人・団体名:帰ってきた蓼科株式会社 様
- 店舗名:蓼科BASE 様
- 業種:宿泊業
- 所在地:長野県茅野市
- 機種:G-2GTV-AP
- 導入目的:温浴施設(宿泊者・日帰り利用者)の入浴チケット販売
導入の経緯
長野県茅野市の観光拠点「道の駅ビーナスライン蓼科湖」隣に新たに誕生した複合観光施設「蓼科BASE」では、宿泊客と日帰り利用者の双方が快適に利用できる温浴施設の運営を目的に、入浴券販売の効率化を図るため券売機の導入をご検討いただきました。
同施設は、国内外の観光客が多く訪れるエリアに位置しており、特に外国人旅行者への対応が課題でした。そのため、日本語・英語・中国語(繁体字)をボタンに記載する形で対応。誰でもスムーズに操作できる決済環境を構築することで、受付スタッフの負担軽減とサービス品質の均一化を目指しました。
また、観光施設の特性上、宿泊者・日帰り客どちらにも対応できる柔軟な販売フローを実現することが重要でした。利用チケットは紙券で発行し、受付に提出するシンプルな運用方式を採用することで、システム構築コストを抑えつつ運用のしやすさを確保しています。
導入後の効果
導入後は、来場者が自分で利用区分を選び、チケットを購入できるようになったことで、フロントの混雑が大幅に軽減されました。これによりスタッフは案内業務に集中でき、受付対応時間を短縮。特にチェックイン・チェックアウト時の混雑緩和に大きく寄与しています。
券面デザインは、「大人」「小人」「宿泊者」「日帰り利用」など、利用目的別に分かりやすくボタンを配置。シンプルながらも直感的に操作できる設計とし、観光客でも迷うことなく購入が可能です。また、白を基調としたデザインが施設内の上品で落ち着いた空間に調和しており、景観を損なわない設置が実現しました。
この事例でわかること
- 券売機は工夫次第で観光・宿泊施設における外国人利用者の利便性向上に効果的
- チケット運用型のシンプルな決済フローで、導入初期費用を抑えつつ運用の安定化が可能
営業担当コメント
「蓼科BASE様は「森への入り口」として、人々が蓼科の豊かな自然と触れ合うための場所となることも目指しています。多言語対応や観光客対応といった課題に対して、運用負担を最小限に抑えつつ、現場のオペレーションに寄り添った提案をさせていただきました。観光業界における省人化のモデルケースとして、今後の展開にも期待しています。」 営業担当 塩野