券売機で脱税する方法は〇〇~噂は一気に広まり大きな損失に
券売機には大きく2つのタイプがあります。1つは、情報をデータとして蓄積しないで食券をお客様に渡す券売機です。もう1つは、データ管理まで行うタイプです。
券売だけのタイプで食券を購入した人が、席について別の単品オーダーをするとその場でお金を払う場合があります。店にレジがなければ、この代金は売上台帳に載ることはないでしょう。こうしたシステムを逆手にとって意図的に行えば券売機を悪用した脱税と取られても仕方ありません。こうした行為を意図して続ければ、噂が拡散してお店のダメージが大きくなるだけです。
券売機を購入すれば、原価償却をして適正に処理すれば良いし、リース契約なら経費で落とせば良いだけの問題です。
不正の噂が広まると、税務署の調査で原材料の購入量や感熱ロール紙の購入記録などさまざまなデータと照合されることになります。よほど大きなチェーン店で、しかも組織ぐるみでやらないと券売機の導入による脱税行為はできないでしょう。