随時印刷機能であらゆる場所に広がった券売機の種類
普段の生活の中で当たり前のように使っているものの1つが券売機です。電車に乗る時の乗車券や特急券、食事時のラーメン店や定食屋でも見かけます。お金を投入してボタンやタッチパネルを操作すると「券」が出てくる機械が、券売機です。券売機には乗車券や特急券のほか、乗船券、航空券、入場券、食券、切符やチケットもあります。法務局に行くと収入印紙を購入する券売機も設置されています。
券売機を簡単に分類すると、切符や収入印紙のようにあらかじめ印刷済みの証紙や印紙が出てくるタイプと、乗車券のように操作した結果が「随時印刷」されるタイプに分かれます。
随時印刷機能がなければ、行先の選択肢が膨大な鉄道乗車券だと押しボタンがいくつあっても足りません。今は随時印刷機能の券売機が主流となっています。
ちなみに日本で最初に機械式券売機が導入されたのは1926年、東京上野駅の「入場券」だそうです。それを皮切りに、今では様々なタイプの券売機が普及して私達の生活を便利なものにしています。